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開業して3か月が過ぎようとしています。まだまだ、不安定飛行ですが、なんとか墜落せず頑張っています。さて、前回の続きで研修医時代のお話です。

なんとか平成7年4月1日より京都大学医学部付属病院口腔外科学教室に研修医として働くこととなりました。歯科医師国家試験にも無事合格し、歯科医師としての第一歩を踏み出したわけです。当時は口腔癌の入院患者さんもおられ、放射線治療や抗がん剤を受けられる患者さん、良性腫瘍も含めた術前術後の患者さんなどたくさんの入院患者さんがおられました。のろまな研修医たちは、いや、先輩先生たちもいつも夜遅くまで残ってなんだかんだと仕事をしていたように思います。最初の2,3か月間は自宅から1時間近くかかって通勤していましたが、知り合いの看護師さんの計らいもあり、病院から5分のところにある一軒家で、同期2人と3人で借りることとなりました。いい大人が3人、一つ屋根の下で暮らすのですから、それはそれはいろいろありましたが、それなりに楽しかったです。
年も明け、そろそろ関連病院への人事が始まろうとしていたその矢先、教授から研修医全員に来室するようにとの御達しがあり、まず研修医たちは訪室する順番をじゃんけんで決め、一人また一人と辞令を受けに行ったのです。私の順番は中間あたりで、赴任したいと思っていた病院への赴任は私より前にすでに決まってしまい、落胆したのを覚えています。
そして、とうとう私の順番が来ました。緊張していた私に下った辞令とは麻酔科での研修でした。てっきり関連病院で勤務するものと思っていた私は一瞬言葉をなくしてしまい、それを感づかれたのか、教授から「麻酔科の研修は嫌なのか」と問われた私から出た言葉は、なんと「前から、研修したいと思っておりました。ありがとうございます。」とうそを言ってしまったのです。落胆の上に、落胆、落胆の二乗でした。
しかし、私みたいな出来の悪い研修医を、麻酔科に出向させていただくのだから口腔外科の名を汚さぬように頑張ろうと肝に銘じ、4月を迎えることとなりました。
1年間と短い期間でしたが、口腔外科での研修は忘れがたいものとなりました。そして、
生意気かもしれませんが、歯科医師も人命をあずかる職業だと感じた研修時代でした。
続きは次回へ